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自分の備忘録ぐらいに適当に。 ネットワークと宇宙開発と天文とそれと自転車を徒然と。
備忘録。

前のエントリーがVLAN設定に関する痛い話だったのでVLANつながりでちょっと関連する話題として VTP について。

VTP はシスコ独自の同じグループ(vtp domain)間での VLAN情報を共有 する仕組みです。大量にVLANを使用するようなネットワークでは 親 となるVTP Server(vtp mode server) にVLANを追加するだけで同じグループ内に 子 の VTP Client(vtp mode client) にVLANが反映されるという非常に便利な機能です。
そうなると vtp server が重要になってくるのですが、これは複数台用意することができます。ではどうやってVLAN情報を反映するかとなると revision の値が高い VLAN情報が優先されます。
また VTP Server/Client に設定した場合、該当機器でのVLAN設定を見たい場合は”show vlan”で確認することになり、”show run” などでは vlan設定が見ることができません。
※これは VTP が VLAN情報を VTP Server から伝達することでVLANが生成されるのである意味仕方がないのかもしれませんが。

が、便利故に 諸刃の剣 にもなります。それは VTP Server で間違って VLAN設定 をしてしまうとそれが一気に反映されてしまいます。
さらに厄介なのが、故障対応などで保守機に交換した場合、前に使っていた ”vlan.dat” が削除し忘れ残っていた場合です。この状態で VTP Server(というかデフォルトがVTP Serverなんですが)にして vtp domain 名をあわせて VLAN情報 は 現行ネットワーク から貰おうとしてネットワークに接続した場合、もし保守機の revision がそのネットワークで一番高かったときは保守機の VLAN情報 が 現行ネットワーク に反映されてしまい 原稿ネットワークの VLAN情報 が 真っ新 になってしまい 本当に偉い騒ぎ になると思います。
※数年前にあった東北の方の地方自治体の障害はこれをやってしまったんではないかな~とか日経コンピュータの「動かないコンピュータ」の記事を読んで思っていたりします。

ということでよほど大きいネットワークで VLAN追加/削除 が頻繁発生しない限りは vtp を使用しないことをお勧めします。
がが、実は vtp の機能自体を無効にすることはできません。ただ実質的に無効にする方法として ”vtp mode transparent”に設定することでVTPを透過することになり VTP から抜け出すことができます。また”vtp mode transparent”にすると”show run”で running-config や startup-config にも VLAN情報 が表示されるようになります。


ちなみに VTP の設定をしているのに VLAN情報 がVTP Clientに伝達されないというときはスイッチ間のVLAN Trunk設定をして 802.1Q か ISL の設定が入っているか確認してください。
※VLAN Trunkが前提となりますので。
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【2010/11/23 20:30】 | Cisco
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