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自分の備忘録ぐらいに適当に。 ネットワークと宇宙開発と天文とそれと自転車を徒然と。
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備忘録。

光の話を書いたのでもう一つ。

よく光ファイバーの規格で 最大何m、km って書いてあります。

ギガビット イーサネット アプリケーション用 Cisco SFP 光モジュール
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ifmodule/sfps/prodlit/csffpgic_ds.html

例えば上記のページにある
表 1 SFP ポートのケーブル接続仕様
を見ると

1000BASE-SX
コアサイズが62.5μmでモード帯域幅が160MHzの場合:220m
コアサイズが50μmでモード帯域幅が500MHzの場合:550m
1000BASE-LX/LH
コアサイズが50μmでモード帯域幅が500MHzの場合:550m
SMF(コアサイズは10μm)の場合:10km

となっています。
じゃ、ここに書いてある距離が必ず出るか?というとそんなわけもなく
結局のところはさらにその下の表にある

光学仕様

受光パワー範囲

に光が入っていないと通信できません。

光学仕様
表 2 主な光学パラメータ

規格送信パワー
(dBm)
受信パワー範囲
(dBm)
1000BASE-SX-3 ~ -9.50 ~ -17
1000BASE-LX/LH-3 ~ -9.5-3 ~ -20
1000BASE-ZX+5 ~ 0-3 ~ -23

ということで
1000BASE-SXだったら 0~-17 dBmの範囲に、1000BASE-LX/LHだったら -3~-20 dBmの範囲に入っていないと上記の距離内でもリンクがあがらないことがあります。
これは長距離であればあるほど、そして間にいろんな通信事業者が介在するほど減衰しやすくなります。
理由は

パッチ接続などケーブルとケーブルを接続するところが一番減衰する

からです。
なので長距離の場合、最大距離の半分ぐらいとして考えておいたほうが無難だと思います。

またあまりないのですが1000BASE-LX/LHや1000BASE-ZXなど長距離系の規格なのに近すぎたりすると程よく減衰しないため光が強すぎてしまうということも非常にまれですがあります。
そういうときはケーブルにあった(SMF,MMF(50μm/62.5μm)など)減衰器(アッテネーター)を入れてあげる必要があります。


ちなみに モード帯域幅 の説明はこちら。

日本電子工業振興協会(JEIDA)情報配線システム標準化委員会
情報配線システム 専門用語解説集(第3版)

http://it.jeita.or.jp/document/publica/standard/00hyou10/yougo_m_q.html
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光モード帯域幅 optical modal bandwidth
マルチモード光ファイバでは、モード分散により変調された光パルスが歪んで来る。歪の度合は、変調する電気信号の周波数と伝送距離に比例する。光が1㎞伝送したとき、入力変調信号の振幅に対し、復調電気信号の振幅が1/2(光パワーの減衰量で3dB)となるまでの範囲を光モード帯域幅という。
JIS X 5150では、波長850μmで100MHz,1300μmで250MHzの最小値を規定している。
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【2011/01/17 09:14】 | ネットワーク一般
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